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アフラックの「給与サポート保険」の特徴

      2017/03/15

「アフラック」ことアメリカンファミリー生命保険が販売している保険に「給与サポート保険」という商品があります。

「所得補償保険(損害保険会社が販売)」「就業不能保険(生命保険会社が販売)」の部類に入る保険商品ですが、他の保険会社が販売している保険とは違う特徴がありますので、給与サポート保険だけを切り出してその特徴について解説したいと思います。

 

給付金の種類

まず、給与サポート保険では「短期回復給付金」「長期療養支援給付金」の二種類の保険金を設定できる特徴を持っています。

短期回復給付金では、初回から6回目までは病気やケガを原因として就労困難な状態が60日継続していると診断された場合に支払われる仕組みになっています。

例えば、給付金を10万円に設定して加入したとすれば、就業困難状態の継続に関係なく「10万円×6回=60万円」を受け取ることができます。

7回目以降17回目までは、支払基準日に就業困難な状態が継続していると医師が診断すれば継続して給付金を受け取ることができます。

 

一方長期療養支援給付金とは、「18回目以降も給付金を支払う場合に適用される給付金の仕組み」で、これも支払基準日に就業困難な状態が継続していると医師によって診断されれば給付金が支払われます。

ちなみに、60歳あるいは65歳の保険期間満了まで長期療養支援給付金の受け取りがない場合は、長期療養支援給付金と同額の「無事故給付金」が支払われます。

給与サポート保険には付加サービスもあり、「メンタルヘルス」「障害年金や傷病手当金」「病気やケガの治療」といった関連するテーマの問題・トラブル・テーマのサポートサービスも充実しています。

 

保険金受け取り期間

給与サポート保険とその他の所得補償保険では、保険金を受け取れる期間にも違いがあります。

他の所得補償保険の保険金受け取り期間は「1年や2年」といった期間が設定されていますが、給与サポート保険の場合は「就業困難状態が続く限り保険期間満了(60歳または65歳)まで」保険金を受け取り続けることができます。

ただ、60歳や65歳といった年齢まで保険金額を受け取り続けることができるのは、ライフネット生命保険が販売している就業不能保険「働く人への保険2」や日立キャピタル損害保険が販売してる所得補償保険「リビングエール」で設定している年齢とあまり変わりがありません。

 

まだ比較できる観点はありますが、上記の比較だけを見てもアフラックの給与サポート保険の特徴としては「給付金の支払い期間にバリエーションがある」「無事故給付金がある」といったところでしょうか。

所得補償保険や就業不能保険への加入を検討されている方は、一つの選択肢として給与サポート保険を検討してみて下さい。

 - 所得補償保険の知識

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