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就業不能保険~各社商品の比較

      2017/03/09

所得補償保険や就業不能保険に関して、保険会社各社が商品開発にかなり力を入れるようになり、ここ数年でラインナップが充実してきました。

ただ、同じ保険商品でも保険会社によって内容や条件が違っていますので、今回は生命保険会社が販売している「就業不能保険」に特化した比較を解説してみたいと思います。

比較するのは、ライフネット生命の「働く人への保険2」、アフラックの「給与サポート保険」、チューリッヒ生命の「くらすプラス」の3商品になります。

 

保険期間

保険期間に関しては、働く人への保険2は「55歳・60歳・65歳・70歳」の4パターンの中から選ぶことができますが、給与サポート保険は「60歳・65歳」の2パターンだけです。

その中でくらすプラスは「終身」までを最長の保険期間としています。

 

免責期間

免責期間に関しては、働く人への保険2以外は「60日」だけですが、働く人への保険2は60日の他に「180日」を選ぶこともできます。

 

給付条件

働く人への保険2と給与サポート保険は「入院または在宅療養」を給付条件としていますが、くらすプラスに関しては「がん・急性心筋梗塞・脳卒中・肝硬変・慢性腎不全で60日超の入院、または、就業不能状態、所定のストレス性疾病で60日超の入院」などを条件としています。

 

給付金額

働く人への保険2は「月額10~50万円の範囲内、5万円単位」で支給しています。

給与サポート保険の場合は職業によって異なりますが基本的には「月額5~40万円」で支給しており、また無事故支払金も支給されます。

くらすプラスの場合は、「入院61日目から180日目までであれば入院給付金日額5,000円」が支給されます。

ただし、1回の入院につき「120日」、通算で「1,095日」を入院日数の限度としています。

支払われる保険金は「月10万円」です。

 

給付限度額

働く人への保険2では「就業不能状態が継続する限り保険期間が満了するまで」保険金が支給されます。

給与サポート保険に関しては、「支払い開始後6ヶ月間」は職場復帰しても支払われ、7ヶ月目以降は就労困難状態が継続する限り保険期間満了まで保険金が支払われます。

くらすプラスの場合は、「年金受取期間が5年で受取総額600万円」あるいは「年金受取期間が10年で受取総額1200万円」の二種類から選択することができます。

 

以上、簡単な比較ですが、3社だけの比較でも違いがあり一長一短ですが、ご自身の状況に応じて商品選択をして頂ければと思います。

また、働く人への保険2では「精神疾患が保障対象外」、給与サポート保険は「妊娠・出産にかかわる傷病が保障対象外」など保障対象となる範囲が商品によって違うのも選択基準になるかと思います。

 - 所得補償保険の知識

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