所得補償保険のいろは

混乱しやすい収入保障保険との違いetc.

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所得補償保険加入のベストなタイミングは?

      2017/03/06

一般的に保険の加入や見直すタイミングというのは「それぞれの被保険者のライフステージの切り替わりの時期」と言われていますが、こと「所得補償保険への加入のタイミング」に関してはどうでしょうか?

 

起業・独立をしたとき

起業・独立をするということは、保険の種類は「国民健康保険」となりますので、企業が加入する健康保険にある傷病手当金のような制度はなく、病気やケガで働けなくなってしまうとすぐに経済状態が悪化してしまいます。

公的保障が薄くなってしまいますから、このタイミングで所得補償保険に加入するのがよろしいのではないでしょうか。

 

起業・独立で収入が減ってしまったとき

上記では、収入の増減にかかわらず起業・独立したとなれば公的な保障が薄くなってしまうことから、病気やケガで働けなくなった場合に備えて起業・独立と同じタイミングで所得補償保険に加入することを述べておりますが、「独立をしてしばらくは商売が上手く行っていたが、今月から収入が減ってしまった」というタイミングがもしあったとしたら、全くの無収入になってしまう前に所得補償保険に加入するのをお勧めします。

 

起業・独立をして、安定したビジネスを継続的に運営できていれば問題ありませんが、そのような状態を可能にしているのは起業した人の中でも1%もいないのではないでしょうか。

企業の存続率として「1年後には40%、5年後には15%、10年後には6%しか生き残れない」という統計データが出ています。

誰も最初からビジネスが上手く行かないことを考えないと思いますが、逆に様々なリスクを想定して、その一環として病気やケガで長く働けない状態になるリスクも想定し、所得補償保険に加入しておくことは選択肢の一つとしてあり得るのではないでしょうか。

 

病気やケガになるリスクの高い仕事に転職したとき

どの職業に就くことも「職業選択の自由」として日本国憲法で認められていますし、自分の職業選びに関して他のどの人も口をはさむことはできません。

もし、今の職業よりも身体的あるいは精神的な疾病にかかる可能性が高いと思われるような職業に転職をされる場合も、所得補償保険への加入をお勧めです。

「転職したばかりで意気揚々としているときに病気やケガになるリスクを考えることなんておかしい」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、人生いつ何が起こるかわかりませんし、人生の転機こそリスクを見直すきっかけでもあります。

 

結婚したとき

これもまた「なんで結婚という幸せを考えるタイミングの時に考えなければならないのか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、世帯主として家計の大黒柱だった旦那さんが働けなくなったり死別してしまって、家計が苦しくなるリスクを考慮する必要もあることは確かです。

収入の柱であるご主人が亡くなられてご自身は働いていない、あるいはパート・アルバイトなどで収入が低い仕事をしていて生活が苦しくなるという状況を懸念される方は、所得補償保険ではなく「収入保障保険」への加入がよろしいでしょう。

 - 所得補償保険の知識

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